今年度は新潟大学からの7班に加え、新潟工業高校建築科と新津工業高校日本建築科からも1班ずつ参加し、計9班による雁木の提案になります。
今回の中間プレゼンテーションは各班の計画案の課題や修正点などを明らかにし、住民や施工担当の方、行政の方々との意見交換を行うことを目的に行いました。
はじめに西川区長、西村先生からの挨拶がありました。中間プレゼンテーションに臨むに当たり住民の方々からの貴重な意見をしっかり参考にしてほしいとの話がありました。
西川区長の挨拶 |
その後、抽選によって決められた順で各班が発表しました。持ち時間が4分と短い中、パネルや模型を用いての発表でした。
発表の後は質疑応答があり、住民の方からは「雪に耐えられそうな安心感があるもの」「シンプルな印象のもの」とのデザインや構造に関する意見を頂きました。
学生によるプレゼンテーションの様子 |
そして、今回初の試みとして学生と住民による模擬投票を行いました。これは学生にも投票を実感してもらうことにより住民と学生との意識の差を埋めようという趣旨によるものです。
学生は明確に評価が見えることで何が良かったのか、また何が問題であったのかを考える良い機会になったのではないかと思います。
投票の様子 |
投票の結果を受けて各班で住民とディスカッションを行いました。最終プレゼンテーションに向けてどうしていかなければならないのか課題を明らかにし、一班ずつ発表をしました。
学生と住民とのディスカッション&発表 |
最後に今日の中間プレゼンテーションの中で出た疑問などから、全体の設計条件を整理し終了となりました。
全体で設計条件の共有 |
9月20日に同じく文化センターにて最終プレゼンテーションになります。
自分たちの提案の特徴は何なのか、また建設における課題を住民や専門家といっしょに考えていきます。最終プレゼンテーションでの若さ溢れるアイデアにご期待ください。