2014年3月4日火曜日

タイルづくり

 平成2632日、第二回目のワークショップとなる今回は三条市のポケットパーク整備委員会の方の作業場をお借りし、植栽部分の盛土と舗装部分の境界となるモルタル製タイルを製作しました。第一回目のワークショップ同様、子どもから大人まで多くの住民の方々にご参加いただきました。


住民と一緒に型枠作り

 はじめの作業は、タイルの型枠作りです。事前に左官組合の方に制作して頂いた型枠に、タイルに鋭い角ができないように型枠に面取り材を取り付けていきます。この処理はタイルにぶつかった際の怪我の防止に役立ちます。この時、型枠と面木の寸法に誤差があり、所々面取り材が入らないというアクシデントがありましたが、サンドペーパーやカッターを用いて現場作業で寸法を調整しました。


現場で長さを調節

 参加者全員で型枠作りに取り組んでいる間に、左官組合の方はモルタルを練っていきます。このモルタルで200個以上のタイルを制作するため、左官組合の方も休む間もなくモルタルを練ります。


モルタルをつくるのも大変です

 モルタルは出来上がり次第、型枠に流し込みます。コテで表面が平らになるように均しながらタイルを作ります。モルタルを打った後、第一回目のワークショップで製作したレリーフを埋め込んでいきます。前回自分が作ったレリーフを探しながら埋め込んでいく様子が見られました。


作った型枠をモルタルに流し込む

世界に一つだけのタイル!

 多くの住民の方々の参加により、予定よりも早く作業は終わりました。タイルはこの後乾燥させることで完成します。次回からはいよいよ敷地の整備を行います。


ご参加ありがとうございました