平成23年10月19日、雁木計画案の住民投票結果とプレーオフの説明授業が新潟大学工学部210講義室で行われました。
初めに投票結果が学生たちに報告されました。1位が64点で9班ダブルホーム「おどりの雁木」、2位が45点で5班「郷樹の雁木」、3位が29点で1班「つどいの雁木」であったことが伝えられました。住民投票の上位3案から選考委員会によって建設にふさわしい案を選ぶプレーオフでは、住民投票で大きく差がついたことを考慮して、1位の「おどりの雁木」を建設する案とした事が学生たちに説明されました。
プレーオフの結果を伝える西村伸也教授
この結果を聞いた学生たちは、各班ごとにデザイン検討方法や住民との交流の仕方などを振り返って反省点をまとめました。学生たちからは、「より多くの住民の方の意見を積極的に聞きに行くべきだった」などといった反省点が話されていました。また、全員で表町を訪問した検討会を行なう時期やその有無についても意見交換が行われ、来年度参加する後輩たちに向けてアドバイスとなるポイントがまとめられました。
反省点を話しあう学生たち
この授業の翌日にはダブルホームの学生たちに今回の結果が伝えられました。ダブルホームの学生たちからは「一生懸命頑張るので、ぜひ建てさせて下さい」とこれから始まる建設活動に向けての意気込みが話されました。
ダブルホーム学生に西村研究室の大学院生も加わり、「おどりの雁木」の建設工事に向けた実施設計が始まります。
ダブルホームへの結果発表