2011年7月26日火曜日

雁木計画案中間発表




 平成23年7月26日、栃尾産業交流センター『おりなす』てまりホールにて、雁木計画案の中間発表を行ないました。




住民に雁木の説明をする学生


 初めに、表町区長代理の大崎稔さんと新潟大学工学部の西村伸也教授より開会の挨拶が述べられました。その中で、発表を行なう学生たちに向けて「手厳しい意見もあるかもしれないが、しっかりとプレゼン頑張って下さい」、「最終発表へ今回の中間発表を十分に活かして下さい」といった発表前のアドバイスが送られました。




新潟工業高校チームの雁木


 発表会では、これまでの検討会やまちあるき、講義などで得た知識や情報を踏まえて、各班で考えてきた計画案を、来場して下さった表町の人たちの前でプレゼンテーションを行ないました。学生たちからは、表町の裏を流れる西谷川をモチーフとした作品や、家主の方が踊りの師範であることから着想を得た作品など、様々な雁木の計画案が発表されました。住民からは、「部材の使い方をもう少し考えてくるように」、「積雪時のことをもっと考慮して」といった手厳しい意見や、「雨樋をどうかけるのか」、「経費を考えると梁が太すぎる」といった実務的な質問・意見が挙がっていました。
 学生たちにとっては、最終計画案に向けて良いアドバイスとヒントが得られた中間発表になったのではないでしょうか。




全班の雁木の模型



最終プレゼンテーションに向けて課題を整理する西村先生