平成27年1月13日(火)、栃尾表町にて今年度の雁木のお施主さんと施工案の確認を行いました。また、施工にご協力頂ける三信興行さんとも打ち合わせを行いました。今年度建設する雁木は「三支の雁木」です。
「三支の雁木」の設計を行った新潟大学7班の学生と栃尾支所の酒井さん、そしてお施主さんで雁木施工案の検討を行いました。
お施主さんからは良い評価をいただき、雁木につける照明の場所や屋号についての確認やお施主さんのご要望である丸太材の使用についてのデザインの検討を行いました。
お施主さんとの検討の様子
その後、7班の学生と棟梁、三信興行の方々、栃尾支所の酒井さんが集まり、雁木の細かいデザインや実際の施工方法について検討を行いました。
打ち合わせの様子
打ち合わせでは、主に雁木のデザインの中で施工が難しい箇所について、棟梁と三信興行の方からご指摘をいただきました。今の雁木の丸太材を用いた装飾も再検討が必要で、デザイン的にこだわりのある箇所であったので、施工法やデザインの修正について内容の濃い議論となりました。また、材料の選択や部材の寸法についてもご意見をいただきました。
今後、施工が難しいとされた場所のデザインの再検討や見積もりを重ねて、3月中の竣工を予定しています。
今年は、積雪も多く工事の進行が難しい状況ではありますが、安全には十分配慮して雁木の工事を進めていきたいと考えております。完成にご期待下さい。