2013年9月27日金曜日

施工案決定!

平成25926日(木)、三条市役所にて、小さな里山づくり(ポケットパーク)実行委員会が開催されました。

住民の方からの質問に答える学生

今回の実行委員会では817,18日に行われた住民投票の結果を踏まえ、投票数の多かった上位2チームによる整備案から、実際に施工するための検討会を行いました。学生は最終発表の際に住民の方から指摘された点について検討してきたことを発表しました。

模型を使っての住民の方とのディスカッション

住民の方からは、ベンチの施工の問題や排水計画、ポケットパークの緑比率の質問・指摘が多くあげられ、具体的な整備に向けてこれまで以上に詳細な議論が行われました。

話し合いの結果、投票で2位であった2班の「芽生え」の整備案をもとに整備することが決定しました。しかし、多くの課題をもっているため、実際の施工に向けて修正案を作成していくことになりました。
整備計画案が決定した後は、今後の活動のスケジュールを確認するとともに、来年度以降の活動の在り方についても検討を行っていくことになりました。

実行委員会により決定した整備案

「芽生え」の案のポイントとなる「芽生えの広場」や散策路が今後検討を繰り返していき、魅力のある広場、散策路となるよう今まで以上に学生と住民の意見を交換していきたいと思います。

2013年9月22日日曜日

雁木計画最終プレゼンテーション

平成25年9月21日、栃尾文化センターにて、雁木計画案の最終プレゼンテーションを行いました。十年ぶりとなる文化センターでの最終プレゼンテーションに、雁木活動を始めた頃を思い出すような一日だったのではないでしょうか。

発表の様子

当日は栃尾表町住民だけでなく、新潟大学建設学科OBの方も多く集まっていただきました。建設学科3年生、ダブルホーム、新潟工業高校の学生と住民とで半年間に渡り試行錯誤した成果を発表する場となりました。

住民と計画案の詳細について議論する学生

今年はゴミステーションの提案も兼ねた今までとは違った特殊な敷地での提案であり、中間発表の際には実際に住民が利用することを想定した実務的な意見などが多く飛び交いました。その時のアドバイスやヒントをもとにデザインコンセプトを見直した班、欄間のデザインなどの細部を詳細に詰めてきた班など、計画案の検討を推し進めてきた様子が見られました。各班の提案に、住民からの意見の他にも新潟大学OBの鋭い指摘や栃尾支所の方からの質問が投げかけられ、白熱したプレゼンテーションとディスカッションとなりました。

今年度の参加者で記念撮影

発表された雁木の計画案は、9月23日から9月29日まで表町「雁木の駅」に展示され、住民投票が行われます。投票結果から、今年度に実際に実施される雁木をプレーオフで選定いたしますので、地域の住民の皆様はご投票よろしくお願いいたします。

雁木の駅の様子