2012年2月12日日曜日

タイルづくり



平成24212日、三条市役所にてタイルづくりの第1回目が行われました。



このタイルは、里山に登る道標として敷かれる正方形と園路や広場の土留めとして使用される長方形の2種類あります。第1回目は、タイルに埋め込む木の実をオーブン粘土で作製しました。第2回目に乾燥、焼成した粘土の木の実をコンクリートに埋め込みます。



タイルづくりには、三条の町中に多く雪が降り積もっている中、住民の方を初め、子どもたち、学生と多くの方に参加していただきました。




住民にタイルのつくり方を説明する学生

初めに実行委員長である石田さんからあいさつがあり、その後、今年度のポケットパークのデザインに選ばれた4班の学生より、施工するポケットパークの説明とタイルのづくり方についてのプレゼンテーションが行われました。




タイルづくり風景


 粘土の木の実づくりには、今年度の里山・トリムの森から採取したカエデの葉っぱやドングリといった植物を用いた型枠を使用しました。子どもたちや住民は思い思いの型枠を選び、楽しそうに粘土の木の実を行っていました。



作成したタイル




 タイルは完成後、10号ポケットパークに設置されます。ポケットパークの完成を待ち遠しく感じました。

2012年2月1日水曜日

「手づくり郷土賞」認定証授与式

平成23年度国土交通省大臣表彰「手づくり郷土賞」(一般部門)を受賞しました。



「手づくり郷土賞」とは、社会資本と関わりを持つ地域づくりの優れた取り組みを表彰・紹介することで、各地で魅力ある郷土づくりに向けた取り組みが一層推進されることを目的とした国土交通省大臣表彰です。

昭和61年度に創設され、今回で26回目を迎えるこの表彰において、一般部門では12件、大賞部門では4件の取り組みが受賞し、その中の一般部門においてこのポケットパーク整備活動が受賞することができました。



そして、平成24131日に三条市役所にて「手づくり郷土賞」認定書授与式が行われました。

国土交通省北陸地方整備局長よりあいさつと共に、選定員からのコメントが読み上げられ、「身近な見逃されがちな空間を活かしたアーバンデザインの好例である」「セルフビルドである点も評価する」と、講評を頂きました。

また受賞を代表し、実行委員長の石田さんと三条市長が認定証と楯を受け取りました。


認定証を受け取る石田さん

「手作り郷土賞」授与式 記念撮影



同日の夜、「手づくり郷土賞」受賞の祝賀会が行われ、住民や学生、その他ポケットパーク整備活動に関わる多くの方々が参加し、皆で受賞の喜びを分かち合いました。

終盤には、三条市長も駆けつけ、全員で記念撮影を行いました。


祝賀会 記念撮影